松井家の富と夢が宿る大正ロマンの館、磐泉荘。緑豊かな肱川沿いに佇む洋風建築は、フィリピン貿易で成功した松井國五郎氏の別荘として1926年に建てられました。重厚な佇まいと洗練された内装から、当時の栄華を感じ取ることができます。
磐泉荘の由来でもある、珍しい横穴式の利水施設が見どころです。職員の方に案内していただくと、50mほどの横穴から伏流水が流れ出す様子を間近で見ることができます。庭園の岩清水にも癒やされます。
バルコニーからは臥龍山や遠く富士山の雄姿を一望。開放的な景観を楽しめます。大正ロマンと自然美に包まれた、至福の時間がここにあります。庭園をゆったり散策するのも魅力です。
本館に加え、フィリピン風の離れ建物があり、当時の異文化体験を感じられます。蔵にはレトロな小物なども展示されています。結婚式の撮影スポットとしても人気があり、ロマンチックな1日を過ごせそうです。
観光地化されすぎず、知る人ぞ知る穴場スポットです。美しい自然と大正ロマンに包まれた、ゆったりとした時が流れる磐泉荘で、特別な体験をお楽しみください。