近江上布は、長い年月を経て受け継がれてきた滋賀の代表的な伝統工芸品です。一本一本の絹糸を丁寧に紡ぎ上げ、機を織り上げる職人の技は、まさに生きた芸術そのものです。その上質な麻布の風合いは、着る人の肌に徐々に馴染み、経年によりその良さを増していきます。
近江上布伝統産業会館では、実際に機を動かして織りを体験できます。指先から伝わる糸の感触に、心が静かに踊ります。歴史ある建物の佇まいも、ここを訪れる人々を優しく迎え入れてくれることでしょう。
作り手の心意気が宿る麻布製品は、日常使いからインテリア用品まで様々な品揃えです。厳選された一つひとつの品に、職人の技が息づいています。大切な人へのお土産に、自分へのご褒美に、麻布の心地よさをお持ち帰りください。
近江上布伝統産業会館は、伝統の技と作り手の想いに触れられる、滋賀の隠れた楽園です。麻布に息づく人々の心に、ゆっくりとお身を任せてみませんか。