岐阜県の長良川に沿って続く堤防の上に、春になると美しい桜並木が現れます。これが「濃飛十勝 長良堤の櫻・雄総堤桜並木」です。砂利道の歩道が約4kmにわたって続き、両岸に約1,000本の桜が植えられています。
桜の開花時期になると、鮮やかなピンク色の花びらが道を覆い尽くします。まるで桜のトンネルを歩いているかのような光景が広がります。桜の香りに包まれながら、ゆったりと散策を楽しめます。
夜には南側の桜並木がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。川面に映る桜の映り込みと相まって、まるで別世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。ナイトウォッチングに最適な場所です。
この道は徒歩専用なので、車の騒音に気を散らされることなく、ゆっくりと桜を楽しむことができます。休憩スポットもあり、お弁当を広げてピクニックを楽しむのも良いでしょう。
最寄りの駐車場は、中央市場駐車場や長良橋東詰め駐車場が便利です。長良川沿いの桜並木は徒歩でめぐることができます。春の桜の季節には多くの観光客でにぎわい、混雑が予想されますので、公共交通機関の利用をおすすめします。
桜の名所として知られる長良堤の桜並木は、岐阜の春を代表する風物詩です。ぜひ足を運んで、色鮮やかな桜と幻想的な夜桜のコントラストを堪能してみてはいかがでしょうか。