昭和の香りが残る思い出の遊園地

甲府市の中心部にある遊亀公園には、レトロな雰囲気が漂う遊園地が併設されています。ここは創業100年を超える歴史ある遊園地で、地元の人々に長年愛されてきました。

屋上遊園地の名残を残す遊具たち

この遊園地で一番の魅力は、往年の屋上遊園地から移設された遊具たちです。懐かしの電車やデパート由来のメリーゴーラウンドなど、レトロな雰囲気が漂う乗り物がずらりと並びます。その中でも特に注目を集めるのが、国内に現存する2台しかないという貴重なロボット型の乗り物です。

昔ながらの遊園地の風情

園内を散策すると、のんびりとした時間が流れている様子がひしひしと伝わってきます。綿菓子の香りが漂う露店や、明治から昭和初期にかけての遊具なども残されており、まるで時空を超えたかのような不思議な気分に浸れます。

ちょっとした工夫があると嬉しい

施設の老朽化は否めませんが、そこがまた懐かしさを引き立てる要因になっています。しかし、動物たちの展示環境は改善の余地があるかもしれません。将来的な移転や小動物専門への特化など、工夫の余地はあるでしょう。

遊園地の古さを楽しみつつ、現代的な視点から改善を加えていけば、さらに多くの人々に親しまれる遊園地になれるはずです。ノスタルジーと新しいアイデアが融合した、新しい形の遊園地として生まれ変われば嬉しいですね。