愛媛県の離島、上島町。島と島を結ぶ美しい弓削大橋の眺望スポットとして知られる弓削大橋記念公園に足を運びましょう。木々の緑に包まれた公園内には、トイレや水場など便利な設備が整っています。
展望台から望む光景は圧巻。弓削大橋がゆったりと島影を結び、その下を渦潮が絶え間なく巡ります。時折、橋の上を車が走る様子も見渡せます。
ここから歩いて弓削大橋に渡ることができます。傾斜のある斜張橋を行く度に、視界が開けて行きます。すると、まるで弓を構えたような美しい曲線を描く橋の Eye-catchingな姿が目に飛び込んできます。
そして、着目すべきは橋の下で渦を巻く潮流。日本でも指折りの渦潮スポットと言われ、離島ならばの絶景が広がります。ランナーの方も島間を走り渡る生名マラソンで、この一風変わった景色を堪能できるそうですよ。
橋を渡り切ると、そこは別の島。佐島(さいきしま)という小島に上陸したことになります。周囲を海に囲まれたこの小島に、なんとあの阿波おどりが根付いているのです。
毎年8月中旬には、小島の人々が勇壮な太鼓の響きとともに阿波踊りを披露。とてもの小さな島で、この伝統芸能を守り続けている光景は、旅人の心を掴んで離しません。異空間に足を踏み入れた気分を味わえるでしょう。