出雲の山奥に佇む、神秘的な姫命の滝へようこそ。地元の人々に古くから崇められてきたこの小さな滝は、まるで時が止まったかのような静けさに包まれています。
大正時代、近くに住む30代の田中サヨさんに、突如として神童の資質が現れたと伝えられています。宗像大社からの神示により、この地に分霊を祀ることになり、今なお神聖な空間が継承されています。一代限りの神童でしたが、滝の上部にある岩肌が女性または狐の面のように見え、まさにパワースポットと言えるでしょう。
小さくとも雄大な姿を湛える瀧姫の滝は、周りの木々の緑に映え、心安らぐ空間を作り出しています。水しぶきを浴びながらの散策は、日常から離れてひと時の安らぎを与えてくれるでしょう。
滝までは車で行けますが、その先の立久恵峡に進む場合は、県道162号で行き止まりになるので注意が必要です。時には農薬散布もあり、観光客の方は滝の水を飲まないよう気をつけましょう。
瀧姫の滝は、見た目以上の神秘を秘めた場所。あなたもこの出雲の隠れた宝石に足を運び、不思議な空間を体感してみてはいかがでしょうか。