大阪の下町情緒あふれる十三駅周辺。ホッと一息つける静かな路地裏に、炉ばた焼の名店「十三 船番所」がひっそりとたたずんでいる。店内に足を踏み入れると、炭火の炎が揺らめく炉端の情景が目に飛び込んでくる。
カウンター越しに熱気が伝わってくるこの空間で、腕利きの板前が繰り広げるのは本格的な炉ばた焼の舞台。新鮮な魚介や野菜、肉などの食材が、見事な火加減で焼き上げられていく。一品一品に丁寧に注がれた職人の技が、香り高い最上の味わいを生み出している。
リーズナブルな価格設定も、この店の大きな魅力だ。メニューのほとんどが300円と手頃な値段で、気軽に炉ばた焼の味を堪能できる。また、ジョッキ一杯で1,200ccもの大ボリュームの生ビールは、驚きと同時に喜びを感じずにはいられない。ごく一般的な大衆酒場ながら、料理とサービスに満足を約束してくれる。
路地裏の小さな店からは想像もつかない、極上の炉ばた焼と居心地の良い空間が待っている。次の休日は、港町の風情を感じながら至福のひとときを過ごしてみるのも楽しそうだ。