境港の町中が、まるで妖怪たちの出現を待っているかのように変身しています。800mにわたる商店街には、ゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪のブロンズ像が点在し、まちを練り歩くごとに新しい出会いがあります。レトロな風情が漂う路地裏に佇む猫娘に声をかけても、きっと無視はされないでしょう。
子どもから大人まで、妖怪たちとの遭遇に心躍らされることでしょう。公衆トイレのマークさえユニークで、思わず笑みがこぼれます。妖怪スタンプラリーに参加すれば、町歩きの楽しみが倍増します。お土産屋さんではゲゲゲグッズが目白押しで、一味違う記念品が見つかるかもしれません。
一日かけてのんびりと散策するのがおすすめです。気になるスポットがあれば、ベンチに腰掛けてひと休みしながらお気に入りの妖怪像を眺めるのも愉しいひとときでしょう。涼しい季節に訪れれば、まち全体が妖怪の国へと誘う魅惑的な雰囲気に包まれるに違いありません。