東京の中心部、八丁堀に佇む山城屋。1930年の創業以来、90年以上にわたって地元の人々に愛され続けてきた老舗和食店です。アットホームな雰囲気と手頃な価格で、サラリーマンから家族連れまで幅広い層に支持されています。
山城屋の看板メニューといえば、やはりとんかつ。きめ細やかな衣がカラッと揚がった絶品のロースカツは、多くの常連客を虜にしています。ランチタイムには950円というリーズナブルな価格で、ボリューム満点のロースカツ定食を楽しめます。
店内には和のテイストが漂い、テーブル席の他にお座敷もあります。靴を脱いでゆったりと食事を楽しめる空間は、忙しい日常から一時的に離れられる癒しのオアシスとなっています。
とんかつだけでなく、お刺身や季節の和食メニューも充実。特に松花堂弁当は、四季折々の食材を使った彩り豊かな一品です。夜には、ジャンボとんかつをはじめとする酒の肴も揃い、居酒屋としての顔も持ち合わせています。
山城屋のもう一つの魅力は、しじみの味噌汁と美味しいご飯。どちらもおかわり自由なので、心ゆくまで堪能できます。特に味噌汁は、しじみの旨味が凝縮された逸品です。
山城屋は、急速に変化する東京の中で、変わらぬ味と温かさを守り続けています。手頃な価格で質の高い和食を楽しめる、八丁堀の隠れた名店。忙しい日々の中で、ほっと一息つきたい時に訪れてみてはいかがでしょうか。90年以上の歴史が紡いだ味と雰囲気が、きっとあなたを温かく迎えてくれるはずです。