銀座8丁目に佇む「銀座治作」は、1931年の創業以来、日本の食文化を体現し続けてきた名店です。築地本店の味を受け継ぎながら、より気軽に楽しめる空間で、伝統の味を提供しています。
治作の看板メニューである水炊き鍋は、8時間かけて丁寧に煮込まれたスープが特徴です。長野県産の美桜鶏を使用し、コラーゲンたっぷりの白濁スープは、そのままでも素材の旨味が存分に感じられます。
水炊きには意外な具材も。青豆、水菜、紫さつま芋、姫とうもろこし、パプリカなど、カラフルな野菜が目を楽しませます。従来の水炊きの概念を超えた、治作ならではの創意工夫が光ります。
水炊きだけでなく、前菜や〆の料理まで、一品一品に職人の技が光ります。特に、山椒ちりめんじゃこを添えた長野県産コシヒカリの炊き込みご飯は、絶品との評判です。
格式高く上品なしつらえの店内は、銀座の雰囲気にぴったり。カウンター席や個室もあり、様々なシーンに対応できます。
多くのお客様から高い評価を得ている一方で、期待はずれだったという声も。伝統を守りつつ新しい試みを取り入れる姿勢が、時に賛否両論を生むようです。
90年以上の歴史を持つ「銀座治作」は、伝統の味を守りつつ、新しい試みにも挑戦し続けています。賛否両論ある中で、自分の舌で確かめる価値は十分にあるでしょう。銀座の夜を彩る、特別な和食体験をぜひ。