国内に現存する12天守のひとつ、彦根城の天守閣は国宝に指定されています。三層三重の屋根には切妻破風、入母屋破風、唐破風など、多様な破風が施され、花頭窓などの雅な窓が随所に配されています。その豪華な造りは、訪れる人々を魅了してやみません。
天守のほか、佐和口多聞櫓や馬屋、西の丸三重櫓など、城内の数々の建造物が重要文化財に指定されています。散策しながら、徳川四天王の一人・井伊直政が築いた城の歴史に思いを馳せましょう。
晴れた日には天守の最上階から、琵琶湖と彦根市内の景観を一望できます。彦根城は「琵琶湖とその水辺景観」の構成文化財にも選定されており、自然と歴史が融合した絶景が広がります。
彦根城の敷地内には桜の木が多数植えられており、春には花見客でにぎわいます。城郭の雄大な佇まいと、優雅な桜のコントラストをお楽しみください。
東海道本線の彦根駅から徒歩10分の好アクセス。新幹線でも訪れやすい立地にあり、駐車場も充実しています。滋賀の歴史を体感する絶好の機会をぜひお見逃しなく。