西麻布の閑静な住宅街に佇む鮨十。この小さな名店では、昔ながらの日本家屋を改装した落ち着いた空間で、本格的な江戸前鮨を堪能できます。カウンター10席しかない贅沢な空間で、職人技を尽くした一品一品に舌鼓を打つことでしょう。
路地を曲がると、一軒の古民家が目に入ります。それが鮨十の店構えです。シンプルながらも風情のある外観からは、一般の住宅とは思えない、何かがひそむ。扉を開けば、そこには極上の鮨の世界が広がっています。
こだわりの一品は、赤酢と米酢のシャリを使い分ける点。旬の魚介にあわせて、シャリの酸味を変えることで、味わいの深みを際立たせています。時季によって変わる魚介の素晴らしさを余すところなく味わえるでしょう。
鮨十の名物は、その日一番の大トロを炭火で直炙りにした一品。口の中で溶けるようななめらかな食感と、包み込むような深い味わいに酔いしれます。
伝統の鮨にとらわれない独創的な一品もあり、驚きの連続です。例えば干瓢巻にはオリーブオイルをかけて別の味わいを引き出したり、マンゴーの上にレモンを搾っていただくなど、新鮮な食体験に事欠きません。
ランチコースで14,000円と上々のコスパ。本物の職人技に酔いしれながら、極上の味覚体験ができる鮨十は、都内を代表する名店の一つと言えるでしょう。予約が必須のため、ぜひ事前に計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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