広島県呉市の静かな漁村に佇む「とみ屋民宿」。この古民家は、大正時代の趣を残す贅沢な隠れ家です。都会の喧騒から離れ、日本の原風景に包まれながら、心安らぐひとときを過ごすことができます。
この民宿は江戸時代後期に建てられた古民家を改築したもので、戦後まで漁師の家として使われてきました。屋根に葺かれた赤い瓦、白く塗られた外壁、木製の格子戸など、当時の佇まいを今に伝えています。中庭には立派な桜の老樹が咲き誇り、春には花見を楽しめます。
民宿の室内は、畳の香りが漂う純和風の空間。押し入れ付きの8畳と6畳の二間続きの客室に、時を忘れてゆったりとくつろげます。大きな窓から見える中庭の緑と、夕暮れ時の幻想的な景色が印象的です。
この地域は、海の幸と山の幸に恵まれています。民宿では、漁師町ならではの新鮮な魚介類を使った家庭料理をいただけます。近くの山で採れた新鮮な野菜も味わえるでしょう。朝食に供される手作りの梅干しや漬物もおすすめです。
日常から離れ、日本の原風景と伝統文化に触れる。そんな夢のような時間が過ごせる「とみ屋民宿」で、心に残る思い出を作ってみませんか。