赤坂の喧噪を離れ、小さな路地を曲がると、そこには昔ながらの下町情緒が色濃く残る佇まいがあります。雑居ビルの地下1階にたたずむ「赤坂7丁目カフェ」は、まさにそんな風情あふれる隠れ家的存在です。
店内に入ると、カウンター越しにマスターの人柄が伝わってきます。メニューはシンプルながらも、一品一品に丁寧な心づくしが感じられます。
おすすめは、肉厚でジューシーな豚ローストステーキや、程よい辛さのハンバーグカレー。素材の良さとマスターの腕前が見事に調和した絶品の味わいです。ドリンクとサラダ付きで1,100円とリーズナブルな価格も魅力的です。
昔ながらの喫茶店を思わせる雰囲気が、居心地の良さにつながっています。ただし、場所が分かりづらいため、注意が必要です。店頭の看板を頼りに、ゆっくりと佇まいある路地を歩んでみるのはいかがでしょうか。
穏やかな時間の流れるその空間で、ごくシンプルながらも心づくしの味わいに出合えば、東京の喧噪を忘れた極上のひとときを過ごせるに違いありません。