知多半島の南端に佇む天龍寺は、四国霊場をモチーフにした「知多新四国八十八箇所霊場」の第42番札所として知られています。この小さな寺院には、愛らしい愚痴聞き地蔵さまが癒しを与えてくれます。
天龍寺へは車がおすすめです。名古屋駅から約1時間半、中部国際空港からは車で40分ほどの場所にあります。最寄りのICから寺までの道のりは見落としがちなので、車ナビを活用しましょう。
この地蔵さまには、日頃の愚痴をすっきり話せる願掛けがあります。胸の内にたまった悩みを地蔵さまの前で伝えると、心が軽くなるといわれています。見た目もかわいらしく、話しかけやすい雰囲気です。
境内には紫陽花の名所も。6月中旬から7月上旬が見頃で、鮮やかな花々に心奪われることでしょう。
寺の近くでは、南知多町の特産品を扱う農家民泊施設があります。自家製の干し柿や自然薯、ジャムなどの手作り品が並び、安くてかわいらしいお土産を見つけられるかもしれません。
愚痴を聞いてくれる地蔵さまに出会えるのは、ここ天龍寺だけ。大切な人と訪れれば、日頃の感謝の言葉を伝え合えるかもしれません。四国霊場を巡るようにゆっくりと歩きながら、穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。