蔵王連峰の麓に佇む「和歌(うた)の宿 わかまつや」は、1655年創業の老舗旅館です。長い歴史の中で培われた"おもてなし"の心が宿る、この宿は蔵王温泉を代表する格式高い存在といえるでしょう。
蔵王温泉は「濁り湯」と呼ばれる、独特の乳白色の湯が特徴です。わかまつやの大浴場では、この良質な酸性硫黄泉を心行くまで堪能できます。豊かな湯量と適度な熱さで、疲れた体を心地よくリフレッシュできるはずです。貸切風呂も24時間無料で利用可能です。
旅館ならではの味わい深い季節の懐石料理が、宿泊者を喜ばせてくれます。地元山形の新鮮な食材を使った、見た目にも彩りある品々は、口に運ぶ度に「旅情」を誘います。周辺に飲食店が少ないため、旅館での食事を楽しむのがおすすめです。
重厚感ある佇まいの客室は、落ち着いた雰囲気に包まれています。それでいてアメニティ関係は最新の設備が整っており、快適性も申し分ありません。ロビーでは無料のコーヒーやお茶菓子を楽しめるなど、至れり尽くせりのサービスが心地よい滞在を約束します。
わかまつやは、時を経てもその価値が色褪せることのない、蔵王温泉を代表する宿場です。古きよき温泉の哲学と、上質なくつろぎに出合えるはずです。