ここは奈良県橿原市にある「津田食堂」です。店内に足を踏み入れると、まるで時間が止まったかのような昭和の香りが漂います。
津田食堂のメニューは洋食、和食、中華と様々ですが、どれも素朴で懐かしい味わいです。オムライスは塩胡椒が控えめかもしれません。中華そばは出汁が薄め、麺は柔らかめでチャーシューの食感はハム風です。しかし、その味は心に残る何かがあり、また食べたくなる不思議な魅力があります。
店主の夫婦は年配ですが、愛想がよく丁寧な対応でお客さんをもてなしてくれます。女将さんは足腰が少し弱ってきているようですが、いつも最高の笑顔で接客してくれます。そんな二人の姿に、昔ながらの大衆食堂の良さを感じずにはいられません。
津田食堂は極上の料理を提供するお店ではありませんが、そこにある空間と雰囲気、夫婦の姿勢に価値を感じます。都会では見かけなくなった、こうした食堂文化が地方で残されていることに喜びを覚えます。健康が続く限り、ぜひ津田食堂を存続していって欲しいと思います。
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