大阪・十三の路地裏に佇む「ハレッパキッチン」は、一見地味な定食屋のような佇まいながら、実はユニークな顔を持つ店です。昼は気軽に立ち寄れる定食屋として営業しますが、夜になると一転、バルとしての顔を見せるのです。
お目当ては、手作りの大判だし巻きと種類豊富なおばんざい。だし巻きは淡雪のようなプリプリの食感で、お店の名物メニューです。おばんざいは季節ごとに変わる新鮮な素材をふんだんに使い、家庭的な味わいが魅力的です。
夜になると、そこは一転バルの空間に。浴衣がけのマスターが淹れる日本酒に酔いしれながら、ステージに置かれたピアノを気まぐれに弾くことも。静かに酌を交わしたり、大勢で賑やかに騒いだり、フリースタイルな時間が愉しめます。
昼と夜、二つの顔を持つこのお店は、垣根にとらわれない柔軟な発想が光ります。ゆったりとした空間で、本格和食とお酒に酔いしれてみてはいかがでしょうか。