品川の住宅街に佇む、なかという老舗の洋食店。この地域に根付いて半世紀以上、変わらぬ味と雰囲気で人々を魅了し続けています。
店内に足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。薄暗い照明と煙草の香りが漂う空間に、カウンターと数卓のテーブル席が並びます。古びた装飾とレトロな雰囲気が、まさに昭和の香りそのものです。
メニューを開けば、とんかつ、メンチカツ、ポークソテーなど、洋食の定番が並びます。しかし、ほとんどの客は日替わりランチを頼むそうです。手作りのタルタルソースと共に供されるエビフライは絶品。サクサクのカラッと揚がった衣と、プリプリのエビの旨味がたまりません。
なかの最大の魅力は、店内が喫煙可であることでしょう。食後にはゆったりとした時間が流れ、火の付いたタバコと共にコーヒーを味わえます。打ち解けた雰囲気のなか、ゆっくりと過ごす贅沢な時間は、なかならではの醍醐味です。
品川に立ち寄った際は、是非この老舗に足を運んでみてはいかがでしょうか。昔懐かしい雰囲気に包まれながら、極上の洋食料理を堪能できることでしょう。