奈良の大仏殿は、世界遺産にも登録されている日本を代表する仏教建築です。その見どころの一つが、柱の穴です。この記事では、大仏殿の柱の穴の魅力を分かりやすく説明していきます。
昔から、子供たちに大人気の大仇殿の柱の穴。直径30cm程の四角い穴が柱に開いていて、くぐり抜けられるようになっています。その起源は定かではありませんが、盧舎那仏(大仏)様の鼻の穴と同じ大きさだと言われています。
柱の穴は、小さな子供ならくぐり抜けられる大きさ。柔らかい肉体のうちはギリギリ通れるようですが、成長するにつれ難しくなっていきます。ですので、「子供のうちにくぐり抜けておかないと!」と、訪れる子供たちに人気の遊び場になっています。
この柱の穴をくぐり抜けると、無病息災になれるという言い伝えもあります。あくまで言い伝えですが、くぐり抜けられる喜びと合わせて、子供たちの願い事を叶えてくれるかもしれません。大人は難しいかもしれませんが、一緒に訪れた子供と一緒にチャレンジしてみるのも面白いでしょう。
大仏殿を訪れた際は、柱の穴を探してみるのがおすすめ。不思議な魅力に子供から大人まで、きっと夢中になれるはずです。