大阪の中心部を流れる大川に架かる、なにわ橋。その橋の近くに佇む、なにわ橋駅は京阪中之島線の小さな駅です。平日の朝7時でさえ、ほとんど人気がない静かな駅。それでいて設備は新しく、エレベーターも完備された快適な空間が広がっています。
この駅は、中之島の様々な見どころに隣接しています。バラ園や中央公会堂、こども本の森中之島図書館など、家族連れでも楽しめる施設が点在する中之島を散策するのに絶好の起点となります。
また、北浜駅とは川を挟んで至近距離。運賃計算上は同一駅扱いとなっていて、地下鉄との乗り換えにも便利です。
「なにわ」を漢字で書くと「難波」になり、大阪の著名な繁華街「なんば」と紛らわしくなるため、この駅はひらがな表記の「なにわ橋」と命名されました。観光客にもわかりやすく、ユニークな名前がプリントされた看板が訪れる人々を出迎えます。
穏やかな川と緑に囲まれた中之島の小さな駅、なにわ橋駅。ゆったりとした時間が流れるこの地で、大阪の別の顔を垣間見ることができるでしょう。