1951年創業の「味のかつ平」は、築地の路地裏に佇む老舗とんかつ店です。70年以上にわたり、変わらぬ味と心のこもったサービスで多くの人々を魅了してきました。山下清の一筆書きの暖簾が、このお店の歴史と文化を象徴しているようです。
「味のかつ平」の看板メニューは、やはりとんかつです。ロースカツ定食(1400円)やヒレカツライス(1300円)が人気です。肉厚でジューシーな肉質と、サクサクの衣が絶妙なハーモニーを奏でます。
カツの大きさは圧巻で、「どデカい」と評される程です。時にはサービス品として、通常以上の大きさのカツが提供されることも。ご飯も大盛りで、ボリューム満点の一皿に満足感が高まります。
とんかつに添えられたスパゲッティやオレンジのサービスは、「味のかつ平」ならではの粋な心遣い。お味噌汁も出汁が効いていて美味しいと評判です。
店主の優しい人柄が言葉遣いに表れ、お客様を温かく迎えます。気さくで親しみやすい接客は、料理の美味しさと相まって、心温まる食事体験を提供しています。
カウンター席とテーブル席があり、こじんまりとした店内は落ち着いた雰囲気。一人でも気軽に入れる親しみやすさが魅力です。
「味のかつ平」は、単においしいとんかつを提供するだけでなく、温かいおもてなしと居心地の良い空間で、お客様を幸せな気分にさせてくれる素晴らしいお店です。70年以上の歴史が育んだ味と、変わらぬ心遣いは、築地を訪れた際にぜひ体験していただきたい東京の食文化の一つといえるでしょう。