こちらが巫女石の観光記事の提案となります。
二荒山神社の大鳥居の横に佇む、不思議な形の岩がある。それが「巫女石」だ。
かつて奥日光は修験者の聖地であり、女人は立ち入ることができなかった。しかし、この地の巫女は「神に仕える身なら」と高を括り、男体山に上ろうとした。すると山の神に怒りを買い、この奇岩となってしまったという。
巫女石は小さな岩ではあるが、その奇怪な形状から不思議な雰囲気を漂わせている。大鳥居の目の前にあるのに、これまで見過ごされがちだった存在だ。伝説を知れば、新たな視点でこの岩を眺められるかもしれない。
説明看板がないため、伝説を知らなければ単なる変わった形の岩しか見えないだろう。観光客が伝説に気づきにくいのは残念なところだ。今後、解説板の設置が望まれる。
巫女石は日光に残る数多くの奇岩の一つだが、伝説に裏打ちされた不思議な存在感は他にはない。奥日光を訪れた際は、是非立ち寄って見てほしい岩である。
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