北九州市には、アメリカ合衆国ワシントン州のタコマ市から贈られた壮大なトーテムポールが立っています。このポールは「イーグル・チーフ・ポール」と呼ばれ、1989年に北九州港開港100周年を記念して寄贈されました。
トーテムポールは北米インディアンの伝統的な木彫り芸術品で、氏族や部族の歴史や信仰を象徴する動物などの姿を彫り込んだものです。イーグル・チーフ・ポールにも、鷲やクマ、キツネなどの動物が彫られており、独特の魅力を放っています。
高さ約14mもあるこのポールは、北九州国際会議場8階のエントランスホールに堂々と立っています。圧倒的な存在感と細密な彫刻の美しさに、訪れる人々を魅了しています。
イーグル・チーフ・ポールは、北九州市とタコマ市の姉妹都市交流の証でもあります。両都市は、1959年に姉妹都市提携を結び、さまざまな分野で交流を深めてきました。このポールは、そうした友好関係の象徴として大切にされています。
人々を魅了する芸術性と、両都市の絆を体現するイーグル・チーフ・ポール。北九州を訪れた際には、ぜひ間近でその迫力を感じてみてください。
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