札幌の恵庭市にある島松駅は、昭和34年に建てられた国鉄時代の駅舎が今も残る、レトロな雰囲気漂う駅です。札幌近郊で数少ない、国鉄の名残を感じられるスポットとして知られています。
赤レンガ造りの島松駅は、木造の上家や腕木を残す懐かしい姿が印象的です。駅舎内には当時の窓口や構造物が保たれ、まるで時間が止まったかのような空気が流れています。駅前の人通りも少なく、のんびりとした雰囲気が漂っています。
駅舎内には軽食を提供するスペースもあり、お馴染みのおでんや弁当などをサクッと楽しめます。電車を見ながらゆっくり過ごす時間は、ほっとひと息つける癒しの空間となっています。
島松駅は、JR函館本線の駅で、恵庭市の中心部から車で15分ほどの場所にあります。最近では、スロープやエレベーターの設置が予定されており、高齢者にとっても利用しやすい駅になることでしょう。
時を越えて残る島松駅の風情は、ここにしかない魅力です。古き良き時代の面影を感じながら、駅そのものを味わうのもおすすめの過ごし方。昔懐かしい思い出に浸りながら、ゆったりとした時間を過ごせる島松駅に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。