大阪市内の喧騒を離れ、淀川の畔に佇むテンカラJAPAN一番どり。この店は、醤油とにんにくの香り高い唐揚げで知られる名店だ。
入店すると、カウンター越しに素朴な厨房が見渡せる。そこで繰り広げられるのは、長年の経験に裏打ちされた職人技の数々だ。
新鮮な鶏肉は丁寧にむね肉と手羽元に分けられ、ごま油で美しい黄金色に揚げられる。ふわっと香る醤油とにんにくの芳ばしい香りは、唐揚げへの旺盛な食欲をそそる。
一番人気の唐揚げ定食は、15個もの唐揚げがどっさり盛られた豪勢な一品だ。さらに、白飯、キャベツ、ポテトサラダが付いてくる。
バリエーション豊富な単品メニューもあり、気分に合わせて唐揚げを楽しめるのも魅力の一つ。二件目のお供にもぴったりだ。
調理場のあふれんばかりの活気も、この店の魅力の1つ。カウンターで一皿を賞味しながら、その風景を間近に見られるのは格別の体験だ。
都会の喧噪から離れ、淀川の川風を感じながら、極上の唐揚げに酔いしれる。これぞ大阪の下町情緒と職人の技が融合した、極上の唐揚げの楽しみ方ではないだろうか。