礼拝所 • 日本、〒633-0001 奈良県桜井市三輪1182−6
古来より日本人の心を捉えてきた、三輪山の神秘的な風景。その山全体を神体とする大神神社は、国内に残る最古の神祀りの形を今に伝えています。
厳かな三つの鳥居を潜り抜けると、そこには金色に輝く荘厳な拝殿が佇んでいます。まるで時の流れを超越したかのような雰囲気に、思わず言葉を失ってしまうかもしれません。大物主大神を祀る当神社には、太古の神々の息吹きが宿っているのです。
拝殿の奥に見える三輪山こそが、この地の守護神の姿。昔は一般人の立ち入りすら許されなかった聖域です。今も登拝の際には心穏やかな気持ちと十分な準備が求められます。しかし、その苦労を乗り越えた時、大自然の偉力に対する畏敬の念が湧き上がってくるはずです。
山の麓では、地元の味が堪能できます。三輪そうめんは柔らかな食感とコシの強さが絶妙。歴史ある名物料理に、大神様への感謝の気持ちを込めて味わってみてはいかがでしょうか。
三輪の地に足を運べば、かつての日本人の神々へのたぐいまれな崇敬の念が体感できるはずです。大自然の雄大さに心を開き、今に残る原初の神祀りを体感する。それこそが大神神社を訪れる醍醐味なのかもしれません。
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