淡路島の桜名所、円城寺へようこそ

桜に彩られた山門の風情

円城寺は、淡路島の山里に佇む小さな寺院ですが、春になると桜の名所として知られる穴場スポットです。参道を登りきると、豪華な桜のトンネルが広がります。苔に覆われた石畳の参道を行く間も、まるで桜の花びらの絨毯を歩いているかのような演出が堪能できます。

隠れ桜の里へのアクセス

円城寺への道のりは少し分かりづらく、細い山道を抜けていく必要があります。対向車に注意が必要ですが、バイクなら気軽に立ち寄れるでしょう。車であれば、駐車場に停めて徒歩で散策するのが賢明です。淡路市街地から車で30分ほど行ったところにあり、アクセスは決して悪くありません。

春の訪れを告げる一足早い花見

淡路島の気候は穏やかで、県内にありながら桜の開花は比較的早い傾向にあります。3月中旬から下旬にかけて、ふっくらとした蕾を楽しめるでしょう。4月に入ると華やかな満開の桜が境内に彩りを添えてくれます。春の訪れを実感できる、ちょっと早めの桜鑑賞がお楽しみいただけます。

地元に愛される小粋な桜の里

円城寺では「あわじ花へんろ」と題したスタンプラリーも開催されています。地元の人々に親しまれているこの小さな桜の名所では、ゆっくりと桜を愛でながら、淡路の春を味わうのもおすすめです。都会の喧騒から離れ、静かな山里で一期一会の花々に出逢える貴重な空間です。