遺跡に眠る歴史の息吹

寺院の遺構に触れる

国指定史跡「夏見廃寺跡」は、10世紀末に焼失した寺院跡地です。発掘調査により、貴重な出土品が数多く発見されています。資料館では、仏像や瓦などの出土品を間近で鑑賞できます。展示を通して、かつてこの地に栄えた寺院の姿を垣間見ることができるでしょう。

史跡を散策する

寺院跡はゆったりと散策できる環境が整っています。遺構に説明板が設置されており、寺院の成り立ちを学びながら巡ることができます。周辺には公園も整備されているので、家族連れでも気軽に立ち寄れます。

地域の歴史に思いを馳せる

夏見廃寺は名張の歴史を物語る重要な遺産です。出土品から、この地域が古代より畿内文化圏に属していたことが窺えます。資料館で地域の歴史的背景を知れば、史跡を訪れる意義がより深まるに違いありません。