東京・品川区の路地裏に佇む「SUSHI BULLPEN」。名店の板前たちが修業を積んだ後、自らの舞台を得る場所として知られています。若手職人たちが握る鮨を手頃な価格で堪能できるのが最大の魅力です。
店内に足を踏み入れると、野球を連想させる世界観に包まれます。応援歌が流れ、職人たちはユニフォーム風の服装で振る舞います。握りとつまみは「本番」と「牽制球」と呼ばれ、試合の雰囲気を醸し出しています。
値段以上の本格的な鮨が味わえるのは、仕入れに気を使っているから。産地から直送された新鮮な魚介を使い、出汁や醤油なども丁寧に作られています。中トロ、真鯛、赤貝などの人気ネタはもちろん、季節の逸品も楽しめます。
昼のコースは5,000円と7,000円の2種類。夜は同じメニューで価格が変わらず、ネタのグレードが上がるのが嬉しいポイント。牽制球(つまみ)の追加や本当のおかわりも可能で、大満足のボリュームです。
寿司に合わせるならやはりビールが一番。ここでは缶ビールやハイボールが500円で提供されます。ちょっと贅沢にサワーでも良いでしょう。グラスで注がれるので、二杯以上楽しめるのが嬉しい演出です。
東京の下町で、にぎやかな野球体験を彷彿とさせる鮨店。本物の味に加え、独特の空間演出がユニークな魅力です。修業を終えた若手職人の腕前と、リーズナブルな価格設定が両立しているのがポイントでしょう。