香川の大自然が作り出した奇跡の風景

時を経て浸食された岩肌の芸術

香川県三豊市の詫間町大浜にある「鴨之越海岸の海食洞群」は、長い年月をかけて波浪の力で浸食された岩肌が作り出す自然の芸術作品です。大潮の時間に訪れると、満ちた潮が水鏡のように鏡面を形作り、岩々が水中に浮かんでいるかのような幻想的な眺めを楽しめます。

離れ小島の絶景スポットへ

干潮時には、エンジェルロードと呼ばれる遊歩道を渡って、離れ小島のらお社へと足を延ばすことができます。そこから望む海食洞の風景は、まさに絶景。太古の時代から風化が進んだ岩肌の造形美に心を奪われるでしょう。

自然の息吹に耳を傾けて

日の出前の朝焼けや夕日の残照が差し込む頃合いが、鴨之越海岸の海食洞群の景観を最も美しく彩ります。潮の満ち引きに合わせて移り変わる風景の数々に、自然の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。干潮時には反対の小島・丸山島にも歩いて渡ることができ、周囲を散策しながら豊かな自然の恵みに触れられます。

アクセス

鴨之越海岸の海食洞群へは、車でアクセスするのが便利です。高松自動車道「讃州末広IC」から車で約30分の距離にあります。最寄りの駐車場から岩場までは徒歩5分ほどの距離です。

香川県の観光スポットとしても注目されつつある鴨之越海岸の海食洞群。時間の経過とともに形作られた大自然の芸術に心を奪われる体験ができるでしょう。