歴史ある街並みに佇む、人々に愛される毘沙門橋。この橋は盛岡市の下ノ橋町にあり、中津川に懸かる人専用の橋です。周囲の静かな佇まいと相まって、この橋を渡るひとときは都会の喧騒から離れた、心休まる体験となるでしょう。
毘沙門橋から望む中津川の眺めは絶景。川面に映る橋と街並みの風景は、季節によって表情を変えます。初夏の新緑、秋の鮭のそ上、冬の雪景色など、いつ訪れても違った情景が楽しめます。橋の両岸には釣り人の姿も見られ、のんびりとした時の流れを体感できるでしょう。
この橋は長い歴史を持ち、かつては「下ノ橋」と呼ばれていました。橋の名前が変わったのは比較的最近のこと。現在の美しい石橋は平成に造り替えられましたが、橋の両脇に残る石垣は昔の面影を伝えています。散策がてら橋の細部にも目を向けると、新しい発見があるかもしれません。
毘沙門橋は盛岡城跡公園のすぐそばに位置するため、他の観光スポットとあわせて巡るのに最適です。徒歩でも新幹線からも容易にアクセスできる立地も魅力的です。都会の喧噪を離れ、ひと時の安らぎを求める人にぴったりの橋なのです。