中野の桜名所「東山公園」を満喫する旅

桜の香り漂う中野の小京都

長野県中野市の中心部に位置する東山公園は、桜の名所として知られています。公園内には約500本の桜の木々が植えられており、毎年4月中旬から下旬にかけて見事な桜のトンネルが現れます。桜の咲く時期に訪れると、そよ風に乗ってほのかな桜の香りが漂う中で、小京都ならではの風情に酔いしれることができるでしょう。

絶景の桜並木と名物のあげまん

東山公園への入り口には、石畳の参道が続いています。この参道を上がると、目の前に桜並木の絶景が広がります。さくらの樹々に囲まれた坂道を歩きながら、一際目を引くのが公園の中腹にある桜のトンネル。ピンクの花びらのカーテンが連なり、まるで夢の世界に迷い込んだかのようです。

桜鑑賞の合間には、名物の「あげまん」もおすすめです。こしあんを包んだ揚げ饅頭は、もちもちの食感と上品な甘さが絶品。公園内の売店で購入できるので、桜の下でほっこりと味わうのがお約束です。

北アルプスの絶景も

桜の名所ですが、東山公園からは遥か北アルプスの山々も一望できます。雄大な山並みと桜のコントラストを楽しめば、旅の思い出に残る一枚が撮影できるかもしれません。夕暮れ時の斜めに差す光が、美しい風景を生み出します。

アクセス情報

東山公園の最寄り駅は、しなの鉄道線「中野駅」です。駅から徒歩15分ほどで到着します。車での場合は公園内に無料の駐車場がありますが、桜の時期は混雑が予想されるので、公共交通機関の利用をおすすめします。宿泊する際は、中野市内の旅館やホテルをチェックしてみてください。

桜の名所から始まり、絶景のロケーションも兼ね備えた東山公園は、長野ならではの穴場スポット。春の訪れを実感できる優雅な時間が過ごせること間違いなしです。