蕨市にひっそりと佇む、この新鋭ラーメン店。店内に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのは、その異色のコスパの良さだ。ラーメン350円、ネギラーメン350円という驚愕の価格設定に、地元民からは「守らなければならない店」との声も上がる。
平日の昼時にも満席が当たり前の人気店だが、待つのもう次第。入店から10分ほどでラーメンが運ばれてくるスピーディーなサービスも高評価だ。
「令和の時代に、このお値段は有り得ない程コスパ最高」と、ネギチャーシューを注文した常連客は絶賛する。
しかしながら、コスパだけが取り柄ではない。熱々のスープに火を通した極太の麺、チャーシューやネギなどのトッピングなど、その味わいは十分に本格的だ。
「ラーメンより餃子の方が美味しかった」との声もあるが、スープは「ライトな感じでまったく問題ない」と概ね好評価だ。
一方で、立地の良さを求めるならば物足りない印象も。独特の雰囲気に「入りづらい」と感じる人もいるかもしれない。しかし、そこを乗り越えた先に待っているのは、コスパに優れた本格的な一杯。
新鋭ラーメン店の挑戦に、ラーメン激戦区・蕨で新たな歓迎の輪が広がっていくに違いない。
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