宮城の大崎市にある「感覚ミュージアム」は、視覚、聴覚、嗅覚、触覚を総合的に刺激する独創的な体験型展示施設です。普段気づかない感覚を意識的に感じ取ることで、新鮮な驚きと発見に出合えます。
入り口ではすぐに、音による不思議な体験がお出迎え。音の迷路では、足音だけで方向感覚がグラグラと崩れ、音なしの世界では耳の錯覚に陥ります。聴覚を研ぎ澄ますことで、日常と非日常の狭間を行き来できるでしょう。
次は香りの世界へ。甘酸っぱい果物の香り、森の香り、人工的な化学物質の香りなど、さまざまな匂いが記憶の扉を開きます。懐かしい思い出や、未知の景色が浮かび上がってくるかもしれません。
真っ暗闇の中を手探りで進むゾーンでは、目が見えなくなった代わりに触覚が研ぎ澄まされます。壁の凹凸、床の質感、そして不意に現れる意外な物体。手に伝わる感触から、見えない世界を読み解いていきましょう。
感覚ミュージアムは子供にとっても大人にとっても、五感を存分に使った体験ができる魅力的な施設です。入場料も手頃で、近くの道の駅で買った地場産品を持ち込んで中庭で食べるのも楽しそうです。普段気づかない感覚の世界を体感し、新鮮な発見に出合えるでしょう。
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