近江の小京都と称される雄琴温泉街の玄関口、おごと温泉駅。古くから湧き出るこの地の名湯に思いを馳せながら、駅を訪れる旅人をおもてなしいたします。
改札を出るなり、薫り高い湯けむりが訪れる人々を優しく迎えます。そこには、足湯の小屋が佇んでいて、温かな湯に足を浸すことができます。ゆったりと湯船に浸かり、心を癒やすひと時を過ごせます。
駅前のロータリーには、温泉宿の送迎バスはもちろん、路線バスやタクシーも待機しています。観光客でにぎわう雄琴温泉街へは、徒歩圏内で簡単にアクセスできます。
近くには、コンビニエンスストアもあり、飲食物の買い出しもできて便利です。
駅舎は、レトロな雰囲気を残しつつ、新しい設備も整えられています。無人化が進む中、限られた時間帯ではありますが、駅員さんが切符の販売に対応してくれます。
おごと温泉駅は、古くから受け継がれるお湯文化と、現代の利便性が融合した、情緒と実用性を兼ね備えた魅力的な駅なのです。