熊本市東区の住宅街に佇む「大江戸寿し」は、開店50年を超える老舗寿司店です。しかし、店内に足を踏み入れると、活気にあふれた空間が広がっています。それは元気な大将の人柄が作り出す雰囲気なのです。
「健軍(すこやか)」と名付けられた大将は、いつも爽やかな笑顔を絶やしません。お客様を温かく出迎え、会話を弾ませながら腕を振るう姿には、寿司職人としての誇りと情熱が滲み出ています。顔を合わせるだけで、元気をもらえる存在なのです。
最近では、夜の営業は控え、昼間に料理教室を開講しているそうです。伝統の味を守りながらも、寿司の新しい可能性を探求する姿勢には頭が下がります。長年の経験から生まれる技と発想の深さに、多くの人が魅了されているはずです。
熊本の町に根付く、大将の情熱あふれる「大江戸寿し」。お寿司を食べに行くというよりも、大将に会いに行く価値がある店なのかもしれません。