歴史と伝統に彩られた世界遺産仏像

重要文化財の仏像に出会う

三重県伊賀市の古郡地区に佇む常福寺は、養老年間に開山された由緒ある寺院です。本尊の五大明王像は、国の重要文化財に指定されている貴重な仏像で、年に3回の御開帳の機会しかその姿を拝むことができません。

裏山の遊歩道を散策

常福寺の裏山には、遊歩道が整備されています。石仏が点在するコースを歩けば、樹々の緑に囲まれながら静かな空気に触れられます。200体を超える石仏は、まるで小さな巡礼のようでもあります。

伝統の技と美しさ

本堂の彫刻には、江戸時代の名工・田中岷江の手になる素晴らしい作品が残されています。鳳凰の彫像は生き生きとした造形美で、現在でも風雨を避けて本堂内に安置されています。歴史と技の粋が味わえる名刹です。

穏やかな景観の中で

常福寺では、静かな境内と落ち着いた対応で知られています。三重県の文化財に出会えるこの地で、心に残る時間を過ごしてみませんか。伝統の気品と潤いに触れられるでしょう。