東京都心に残る貴重な農業遺産があることをご存知ですか?新宿区の住宅街の一角に、かつての農村の面影を伝える「内藤トウガラシとカボチャ」の説明板が佇んでいます。この場所では、江戸時代から続く伝統野菜の栽培の歴史を垣間見ることができます。
説明板の前には、実際にトウガラシとカボチャが植えられた小さな畑があります。都会の喧騒から離れ、ここで原風景ともいえる自然の営みに触れてみませんか。野菜の手入れをしながら、地域に根付いた農家の知恵を感じ取ることができるでしょう。
時期によっては、畑で育てた作物を実際に収穫できるイベントも開催されています。自分で汗を流して収穫した野菜は格別の味わいです。小さなお子様連れでも気軽に農業体験ができる、全く新しい観光スポットとしてもおすすめです。
最寄りの新宿駅から徒歩圏内にあり、アクセスに便利なこの農業遺産は、観光の合間に立ち寄るのにぴったりのスポットです。下町の小路を散策がてら訪れれば、東京の田園風景に思いをはせることができるはずです。
農の賜物に親しみながら、都会に残された貴重な自然の息吹に触れてみませんか。東京観光でぜひ立ち寄っていただきたい、下町情緒に彩られた小さな農園です。