モノづくりから1から100まで全てを学べる場所。見どころ満載の自然と人情あふれるエリアです。
東日本大震災から10年以上が経過し、釜石市鵜住居町は町を取り巻く自然環境との調和を目指しながら、次なる一歩を踏み出しています。この地区には「うのすまい・トモス」と呼ばれる一体的な施設群があり、震災の記憶を伝承しながら、新たな地域づくりの拠点としての役割を担っています。
「いのちをつなぐ未来館」では、震災の教訓を後世に伝えるための展示や体験プログラムが用意されています。一方の「釜石祈りのパーク」は、震災で亡くなられた方々への哀悼の場所として設けられた礼拝堂です。鎮魂と新たな出発の象徴として、訪れる人々の心に残る場所となっています。
「うのすまい・トモス」には「鵜の郷交流館」も併設され、三陸の自然や食、文化を発信するスポットとなっています。館内のレストランでは新鮮な海の幸を味わえますし、手作り体験教室などのイベントも開催されていてにぎわいを見せています。
「うのすまい・トモス」は、過去の悲しみを乗り越え、地域の絆を深めながら前に進む釜石市民の強い意志の象徴です。訪れる人々に災害の教訓とともに、この地の人情と魅力を伝える、まさに復興のシンボル的存在と言えるでしょう。
Provided by Google