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タビ
一人で訪れました。
5/1が開山日との事で、そこにあわせて伺いました。
読み方は、おそれざんぼだいじ ですわ。
比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれる恐山。
地元では古くから「人は死ねば恐山に行く」と言い伝えられてきた場所ですわね。
今回伺ったのが初めてだったのですが、山の中を進み駐車場に着くとどこか硫黄の香りがしますわ。
既に雰囲気がありますわね。
開山日とあって混むことを想定し、5時半到着を目指し出発したのですがそれほど混みあうことは無く、入場料を払いスムーズに中に入ることが出来ました。
駐車場はかなり広いですわ。
とはいえ、霊場ですし車中泊はあまりお勧めできませんわね。
そもそも禁止されている可能性もありますので、検討されている方はよくお調べになってくださいまし。
中は広いですわ。
上り下りもありますので、こちらでもスニーカーをお勧めします。
男女別の温泉もございました。
中を覗いてみたのですが、見たことのない緑色で強い硫黄の香り。もはや硫化水素と言ってもいいのではと一瞬思いました。
シャワー等ありませんので、入浴されると残り香がするかもしれませんわね。
こちらのお寺は、天国の様な地獄の様ななにか入り混じる雰囲気を感じました。
どちらも良い意味でも悪い意味でも無くて、とにかく現実離れしている雰囲気ということですわ。
大間で出会ったお姉さま方は、連れていかれそうだから恐山には近づかない。と言っていた意味がなんとなく分かりますわ。
怖いということはありませんので、皆様もぜひ
Hiroyuki
[恐山菩提寺]
恐山にある曹洞宗の寺院
日本3大霊場
創建年代などについては不詳だが、寺伝によると862年に天台宗の僧円仁がこの地を訪れ創建したと伝えられる。
その後衰退していたが、1522年に曹洞宗の僧・聚覚が南部氏の援助を受け、円通寺を建立して恐山菩提寺を中興し、曹洞宗に改められた。1871年には本坊の円通寺に斗南藩(旧会津藩)の藩庁が置かれた。
開山期間は5月1日から10月31日で、毎年7月20日から24日に恐山大祭が行われる。
恐山は死者の霊魂が集まる場所と信じられており、夏と秋の大祭にイタコと呼ばれる巫女が死者の霊をこの世に呼びよせる口寄せを行い、故人と現実に逢っているように対話できる「イタコの口寄せ」が行われる。
境内の宇曽利山湖寄りには噴気や温泉の湧出があり、賽の河原や極楽浜と呼ばれる地形がある。
また、境内には4つの温泉があり共同浴場として利用されている。
境内がもの凄く広い。
時間に余裕を持って観光してほしい。
おすすめ度:★★★☆☆
2019.05.28,2023.08.20
LLL
日本三大霊場の高野山、比叡山を訪れていたので、最後のひとつ恐山へ行きましょう…今回の青森旅行の1番の目的地です♪
高野山とも比叡山とも全く違う独特な風景に圧倒されました(°_°)
境内の中に温泉があり、あちこちからもくもくと硫黄の煙が立ち込めていました。
お天気も良かったので、思った以上に広くとても壮大な景色を楽しむことができました☆
Tadao Higaki (tadaoh)
比叡山、高野山と並ぶ日本三大霊場。開山日である5/1の午前7時に訪れました。混雑するほどではないですがすでにそれなりの参拝者が訪れていました。茫漠たる荒涼とした大地が広がるさまは、独特な雰囲気があります。その見た目だけでなく、現在も活動中の火山地帯であり、参道のすぐそばではモクモクと硫黄の煙が立ち上がり、澄んだ水を湛える宇曽利湖は強酸性で魚の住むことのできない、文字通り不毛な大地ですが、どこか人を惹きつけるものがあるのは人の死生観を具現化しているからでしょうか。三時間ほどじっくり参拝した後、境内の中にある温泉に浸かって穢れた世俗の汚れを落としました。今回は日帰りでしたが、次回は宿坊に泊まってもっとじっくりこの空間を堪能したいと思います。雪が心配でスタッドレスで訪れましたが道路には雪はすっかりなくなっており、むつ市中心部から20分ほどの快適なドライブでした。あ、菩提寺手前の恐山冷水で不老水を飲むのも忘れずに。
Katsuaki Nasuno
多くの方が「恐山」と言えば、この恐山菩提寺のことを指すと思われます。
三途の川、賽の河原等、まさにあの世を連想させる風景、地名がひしめきます。
無数のお地蔵さん、風車がカラカラカラと回転し、ぞぞっとする瞬間もあります。
境内の風景は極めて異質、独特です。
心が和むか、といえばなんとも不思議でありますが、私がこの恐山を訪れる前は、恐山と言えばゾンビといいますか、とんでもない妖怪たちの魔窟と勝手に妄想しておりました。
しかし、訪れたのが真夏であったからか、むしろ爽やか、風景はおどろおどろしいですが、不気味というほどではありませんでした。
ご注意を申し上げるとすれば、恐山周辺は非常に雪深く、路面凍結があるため、参拝が可能なのは、5月1日から10月31日まで、ということです。
それ以外の季節はお寺を拝観することはできません。
また、すぐに冬期通行止めとなるため、お寺に近づくことも困難でしょう(最寄りの通行止めの地点から恐山菩提寺まで7kmほどあります)。
なお、お寺の拝観料は¥500ですが、変わっているのは、境内に温泉があることです。
この温泉は拝観料に含まれているため、非常にお得感があります。
温泉付きのお寺!!というわけです。
泉質は、火山性の温泉でしばしば見られる、硫化水素の溶け込んだ酸性のお湯です。
かなりの強酸性で、すこし舐めてみるとわかりますが、酸っぱ!!とお思いになるでしょう。
にごり湯で、実に素晴らしいです。
(草津温泉、蔵王温泉、玉川温泉、那須温泉等の仲間です。)
男湯、女湯、混浴!!もあるため、タオルをご持参のうえ、参拝なさるのが良いでしょう。
当然のことながら、石鹸、シャンプーの備え付けはございません。
シャワーもないため、強酸性のお湯を直接じゃばああああっと頭から浴びることになります。
長々とありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。