山形県上山市の静かな住宅街に、彫刻家・佐藤助雄の作品「振向く」が佇んでいます。この作品は、優雅に後ろを振り返る少女の姿を印象的に表現しています。佐藤助雄は山形市出身の具象彫刻家で、日本芸術院賞を受賞するなど、国内外で高い評価を受けています。
佐藤助雄は、一生を通して少女像や若い女性像の制作に打ち込みました。彼の作品からは、少女の持つ生命力と気品が滲み出ています。東京・世田谷区の豪徳寺には「佐藤助雄記念館」があり、代表作が収められています。
「振向く」は、上山市の鴫の谷地沼に隣接する散策路沿いに設置されています。周辺を散策しながら作品鑑賞するのがおすすめです。池のほとりの寂しげな場所に立つこの彫刻は、なんとも情緒的な風情を醸し出しています。
上山市は米どころとしても知られています。地元で収穫された新鮮な米を使ったご飯やお菓子は、絶品の味わいです。訪れたら、ぜひ地元のグルメを楽しんでみてください。
山形県上山市には、佐藤助雄の素晴らしい作品をはじめ、自然や歴史、食にも魅力がたくさんあります。彫刻鑑賞と散策、グルメを組み合わせた小旅行はいかがでしょうか。